〇映画「プラットフォーム THE PLATFORM」
(2019年 94分 スペイン)
─あらすじ─
ある日、ゴレンは目が覚めると第「48」階層にいた。
部屋の真ん中に「穴」があいた階層が、遥か下の方にまで伸びる塔のような建物の中『プラットフォーム』と呼ばれる巨大な台座に乗って上の階層から食事が降りてくる。
ここでの食事は上からの残飯となるが、それを食べるしかないのだ。
同じ階層にいた老人、トリマカシからここでの3つルールを聞かされる…。
1ヶ月が経過し、目を覚ますとそこは第「171」階層。
ゴランは、ベッドに縛り付けられて身動きが取れなくなっていた!
果たして、彼は生きてここから出られるのか!?
―雑 感―
これスゴいな。
そして、スゴく考えさせられる。
文学的というか、宗教的というか、哲学的というか日本人の感性にマッチする作品。
ほぼワンシチュエーションながら、登場人物の台詞、物語の展開に、人としての根源を問われているようで震えたわ。
危険を冒してまで探すというのは、そういうことなのか。
こんな当たりの映画見たのは、本当に久々じゃないだろうか。
グロテスクなシーンもあるけど仕方がないか。
「おすすめ」としてくれたAIよ、ありがとう!
聞こえる言葉の感じと登場人物の台詞字幕が皮肉屋を思わせる感じだったので、フランス語と思ってたらスペイン語とは。
元々の原題は、スペイン語で「EL HOYO(穴)」。
だから、登場人物が「穴」と言うのか。
観た感想を他の人と話したいと素直に思った。
ではでは。
本作も検索したら、「2019トロント国際映画祭 ミッドナイトマッドネス部門 観客賞受賞」とわけわからんが、その他映画祭でも色々受賞してた。