〇映画「蜘蛛の巣をはらう女」
(2018年 117分 アメリカ・スウェーデン)
─あらすじ─
冷え切った空気が人の心まで凍てつかせるストックホルム。
背中にドラゴンのタトゥーを背負う天才ハッカー、リスベットに仕事が依頼される。
人工知能=AI研究の世界的権威である博士が、開発した核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局から取り戻すこと。
それは、その天才的なハッキング能力を擁する彼女にしてみれば簡単な仕事のはずだった。
しかし――、それは16年前に別れた双子の妹、カミラが幾重にもはりめぐらした狂気と猟奇に満ちた復讐という罠の一部に過ぎなかった。
―雑 感―
原作は、スウェーデン発の世界的大ベストセラー「ミレニアム」シリーズ。
現在、第6部まで刊行済み(著者が急逝し、第4~6は遺稿等を元に別の著者が執筆)。
映画は、スウェーデンで3作(第1~3部)、アメリカ(ハリウッド)で2作(第1・4部)公開済み。
書籍は6部とも購入、拝読済みだけど内容は、、、それなりに忘れた。
現在、プライムで観れるのはアメリカ(ハリウッド)版のみで、第1部が有料だったので第4部を。
これ、やっぱり映画化難しいよね。
商業的にいけると踏んで、第2・3部を飛ばしての第4部の製作と思うが、、、。
原作ファンならなぜ第1→4部と思うし、初見者に配慮してると言え主人公のリスベットのバックストーリーがいまいち伝わりにくいかも。
映画は良く出来ていると思うけど、原作を読んだ者としては物足りない。
主人公のヴィジュアルはうーーん、適役のカミラもなんか扱いが薄いと感じるし、ミカエルにいたっては公式のあらすじにも名前がない。
パッケージしか観てないが、アメリカ(ハリウッド)版の第1部が一番原作に近いリスベット像(容姿)かな。
ではでは。
やっと副反応から脱した。