〇音声書籍「教場2」
(2016年2月単行本、2017年12月文庫・電子版、2020年4月音声版 長岡 弘樹 著)
―あらすじ―
警察学校 初任科 第百期 短期課程。
教官は、怪物じみた切れ者刑事から教官に転じた白髪隻眼の風間公親。
初任科生達は「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官に導かれ覚醒してゆく。
”必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩(ふるい)“とする風間教場に編入された不運を呪いながら、己と闘え。
―雑 感―
前作のイヤな感じに比べるとインパクトは薄い。
振り幅と言われればそれまでだけど。
全6話で、前作同様各話の主人公は異なり、短編の趣は同様。
次話で、ふわっと顛末が語られることもあるが全話ではない。
続き、気になるだろ?っていわれてる感もある。
警察学校初任科生達の物語と言われれば、本作の方が正当なのかも。
ではでは。