〇映画「Mr.Brooks -完璧な殺人鬼- 」
(2007年 120分 アメリカ)
―あらすじ―
オレゴン州で、頭部に銃弾を浴びた若いカップルの事件が発生する。
現場に残されていたのは、被害者2人の血による指紋のみ。
この2年間沈黙を保っていた“指紋の殺人鬼”が再び動き出したのだ。
その正体は、地元で名高い実業家アール・ブルックス。
これまで彼は、完全犯罪を成し遂げていたが、向かいのアパートからカップルを覗き見していたスミスと名乗る男に凶行を盗撮されてしまう。
さらに“指紋の殺人鬼”逮捕に執念を燃やす女性刑事アトウッドも、着実にブルックスに迫ってきていた。
しかし、ブルックスは最後の完全犯罪を実行せざる得ない状況に、、、。
―雑 感―
冒頭、突然登場するもう1人のブルックス、しかし容姿が別人のため誰?ってなった。
しかも、被害者とブルックスの接点が描かれないので、ポンコツ映画感がどんどん増してくる。
大スターが2人も出演しているのに、あーあと思ってたら、30分過ぎから面白くなってくる。
広がった展開をひとつずつ片付けていくのは気持ちがいい。
冒頭の被害者はブルックスとの関係性が薄いのに、以降の事件は濃いのも面白い。
地味だけど、物語(ストーリー)展開が良く、満足感の高い作品。
ではでは。
あっ、もう1人の自分(別人格?)だから、別人ということ?