TVドラマ「ラストマン -全盲の捜査官- 」

TVドラマ

 〇TVドラマ「ラストマン -全盲の捜査官- 」

(2023年4~6月 日曜ドラマ 全10回)

 ―あらすじ―

 全盲のFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実 広見(ミナミ ヒロミ)は、どんな難事件も必ず最後に解決させることから“ラストマン”と呼ばれていた。

 彼は、警察庁とFBIの連携強化を目的に期間限定で来日した。

 そのアテンドを命じられたのは、犯人検挙のためには手段をいとわない刑事で、今は警察庁人材交流企画室室長・護道 心太朗(ゴドウ シンタロウ)。

 心太朗の最初の任務は、歓迎式典会場まで皆実をアテンドすることだが、その皆実は航空機内で他の乗客に暴行したとして、地元警察に連行されていた。

 何とか式典会場で登壇するが「今、世間を騒がせている無差別連続爆破事件の犯人を逮捕してみせる。」と勝手に宣言する。

 こうして、皆実の身勝手な捜査に心太朗は巻き込まれていく。

 ―雑 感― 

 緊張と緩和のバランスが悪いのか?いまいち没入できない。

 主人公2人を含め、みんなシリアスな感じなので変化が乏しい。

 配役的には整った方が、振り回される方が面白くないか?

 ベラベラくだらないことを含めしゃべりまくるラストマン、グチりまくりで振り回されるアテンドマン、1回だけの夢オチでいいから観たかった。

 それから折角、ハンデをギミックで補うという小物ネタがあるんだから、もっと活用して欲しかった。

 ひとつ壊れてもすぐにもうひとつ取り出すとか、ふたつ装着する使い方とか。

 メインストーリーは練られているとは思うが、バディ2人の掛け合いももっと観たかった。

 

 ではでは。