〇TVドラマ「嗤う淑女」
(2024年7~9月 土ドラ 全9回)
―あらすじ―
小さなコンサル会社で働く野々宮 恭子の前に、会社を買い取ったと蒲生 美智留が現れる。
2人は従姉妹だが、ある理由から恭子は美智留から中学卒業後の17年も逃げ続けていたのだ。
美智留は同窓会を主宰し、そこで再会したのは大手銀行に勤める鷲沼 紗代。
彼女は、仕事のストレスから浪費が抑えられず借金返済に困窮していた。
相談に訪れた紗代に美智留は「あなたを追い込んだ銀行に責任を取ってもらえばいい」と言葉巧みに煽り、彼女は、架空口座をつくり横領を始め借金を完済するが、、、。
―雑 感―
原作小説未読、書名は以前から承知。
1話観て、笑うせぇるすまんの女性版(嗤うOL)か。
2人が整っているのはいいが、若く見えすぎる。
薄幸な感じの恭子はまだいいが、美智留には少し迫力というか凄みに欠けるような。
堕とす側も堕ちる側も結果的に不貞不貞しく憎たらしい人物像にしてくれないと、気の毒という感情が優ってしまう。
従姉妹という設定が、しっかり活かされている顛末を観て、尚更、原作小説を読みたくなった。
ではでは。