〇映画「クワイエット・プレイス」
(2018年 90分 アメリカ)
―あらすじ―
音に反応する“何か”によって、人類が滅亡の危機に瀕した世界。
そこには「決して、音を立ててはいけない」というルールを守り、生き延びる一組の家族がいた。
音を聞かれてしまうと、その“何か”に襲われてしまうのだ。
家族は、手話を使い、裸足で歩き、静寂と共に暮らすのだが、なんと母親は出産を目前に控えているのであった。
果たして彼らは、沈黙を守れるのか?
―雑 感―
音に反応し“何か”に襲われるから、劇中全般を通してほぼ言葉を発しない。
例えるなら、本作は舞台が地上に変わった「エイリアン」、しかも“何か”が発する音も同じ。
中盤までに何となく、“何か”が嫌がるであろう対策が思い浮かぶが、その通りだった。
大した会話、アクションもなく、よく約90分持たせたとは思う。
一応、顛末はあるが、間髪入れず物語が展開するのに続きは次作、というのは不親切。
家族愛は感じるが、この内容でなぜ評価が高いのか。
ではでは。