〇映画「デッド アンド アライブ -DEAD AND ALIVE- 」
(2019年 91分 アメリカ)
―あらすじ―
自分の名前すら思い出せない重症の男女。
「2人を救助した」と話す医師風の男が看病をするが、その言動と行動は猟奇的。
命の危険を感じた2人は、脱走を試みるも失敗。
お仕置きと称して痛々しい処置が行われるなか、一瞬の隙を突いて反撃した2人は、なんとか屋外に脱出する。
追跡から逃れた2人が、再び目覚めたのは“本物”の病院のベッドだったが、刑事から2人に告げられたのは、あまりにも受け入れがたい事実だった。
―雑 感―
登場人物は3人で、約2/3は建物内での物語。
冒頭から約1/3ぐらいまでは実質2人だけの会話だし、それも地味でつまらない。
車椅子で移動し歩くのもやっとが、中盤、急に徘徊し出すしのは違和感しかない。
薬や食事で抑えていたとするなら、もっと伝わるように上手にその場面を描くべき。
建物内は暗くてわかりにくいし、何を描きたいのかわからない。
まぁ、あの顛末にはそれなり納得するが、本当にそこに持って行くだけの90分。
退屈な修行映画。
ではでは。