〇映画「デリシュ! -Delicieus!- 」
(2022年 112分 フランス・ベルギー)
―あらすじ―
1789年、革命直前のフランス。
宮廷料理人であるマンスロンは、公爵主催の食事会で渾身の料理を振る舞う。
しかし、創作料理にジャガイモを使ったことが貴族たちの反感を買い、主人である傲慢な公爵から解雇されてしまう。
もう料理はしないと息子と共に実家に戻るが、ある日、料理を学びたいとルイーズが訪ねてくる。
はじめは不審がっていたマンスロンだったが、彼女の想いに触れるうちに料理への情熱を取り戻し、ついにふたりは世界で初めて庶民のために開かれたレストランを営むことに。
店は評判となり、公爵にもその存在が伝わるが…。
―雑 感―
静かに物語が進んでいく。
フランス貴族と庶民はなくても、武士と庶民は同じ店で食を共にしてたような気がする。
料理を作るシーンはそれなりにあるが、完成した料理のシーンはそんなにない。
顛末にたどり着くまでは、なんていうか“ついていない”料理人の話。
そして顛末で描かれていることは、貴族に対する庶民の不満がピーク、ということしか感じなかった。
ではでは。
劇中、綺麗な銅製の鍋?で調理してるが、18世紀にあるんか。