〇映画「第9地区」
(2010年 111分 アメリカ・南アフリカ・ニュージーランド)
―あらすじ―
1982年、南アフリカ上空に突如、未確認飛行物体が飛来し停止する。
政府は、不気味な容姿を持ち、抵抗するでもない異星人を隔離地区である「第9地区」に受け入れる。
2010年、超国家機関(Multi-National United)は、増加する彼らを「第10地区」に移動させることを決定し、その職員ヴィカスは立ち退き要請のため、第9地区を訪れる。
そこで、彼は謎に包まれた異星人のテクノロジーに遭遇し、人類にとってアウトサイダーとなる己の運命に翻弄されていく。
―雑 感―
ドキュメンタリー風で、序盤から物語がトントン進んでいく。
物語の展開上仕方がないと思うが、ひとつの素材にふたつの効果を与えるのはちょっと違和感。
さらっと描かれるファーストフード店内のワンシーン、何気にショックを受ける。
物語の展開、顛末、次作への匂わせ十分。
しかも、アクションは日中で出し惜しみなし、見応えあり。
公開時から評価が高いのに、10年以上次作が製作されないというのは、ほんと残念。
ではでは。