〇映画「ファウンド FOUND」
(2012年 103分 アメリカ)
─あらすじ─
11歳の少年マーティ。
学校ではいじめられ、両親も不仲。
そんな彼の楽しみは、家族の秘密をのぞき見すること。
お母さんの秘密は、ベッドの下に隠されたラブレター。
お父さんの秘密は、車庫の奥のヌード雑誌。
だから、お兄ちゃんがクローゼットに生首を隠していても変じゃない。
時々変わる生首を、人知れず取り出しては眺める僕。
しかしある晩、いつものようにクローゼットを探るとそこには同級生の首が…。
僕が秘密を知ってること、お兄ちゃんが気付いたかもしれない…。
―雑 感―
「FOUND」は、グーグル先生で直訳すると「見つかった」になるのか。
邦題をつけるなら「見つけた FOUND」というのもありかなと思った。
最後まで観たけど、うーん。
全体的にどんよりしてるし、思ったよりグロかった(安っぽいけど)。
子ども同士の世界は残酷だと思うけど、劇中の大人(親含む)たちはマーティに寄り添ってるように描かれているし、実際そうだと思うけどなぁ。
子ども側目線じゃあ、それでも足りないということか。
足りないとしても、最終的な衝動の爆発を内向きにするのは、なんか違うなぁと感じた。
余計なことながら、これ商業的に大丈夫なのかと心配になった。
ではでは。
検索したら「わずか 8 千ドルの製作費ながら、トロント・アフター・ダーク映画祭はじめ国際映画祭 42部門受賞、 50 部門ノミネート。」とのこと。
じゃあ十分ペイしてるか。
おすすめがホラーばかりになってきたので、次はアクションかミステリーにしよう。