〇映画「グランド・ブタペスト・ホテル」
(2014年 100分 ドイツ・アメリカ)
―あらすじ―
ヨーロッパ随一の高級ホテル「The Grand Budapest Hotel」を取り仕切り、伝説のコンシェルジュと呼ばれる”グスタヴ・H”。
彼は、究極のおもてなしを信条とし、宿泊客のマダムたちの夜のお相手もこなしていた。
ホテルには彼を目当てに多くの富裕層が訪れるが、ある日、長年懇意にしていたマダムDが、自宅で亡くなったことを知る。
マダムDの遺産をめぐる一族の騒動に巻き込まれたグスタヴ・Hは、自身とホテルの威信を守るため、信頼するベルボーイのゼロ・ムスタファを伴い、ヨーロッパを駆けめぐる。
―雑 感―
衣装・舞台となるホテルなどのポップなデザインがいい。
時折挟まれるミニチュアのチープ感も可愛らしく、外国映画を観ているという感じがする。
各部構成にしているからかテンポも良く、観ていて時間を忘れる。
ストーリー的に驚くような展開はないが、満足度の高い映画。
ではでは。
喜劇・悲喜劇の要素を持つジャンルをドラメディ(コメディドラマ)と言うか。