〇映画「人狼ゲーム -マッドランド- 」
(2018年 97分 日本)
―あらすじ―
気を失った小池萌は、9人の高校生たちと一緒にバンに乗せられ、ある廃墟に連れて行かれる。
そして、生き残った勝者に1億円が与えられる「人狼ゲーム」が強制的に始まる。
参加者は、村人が用心棒と予言者の2人、人狼が1人、狂人が7人という“狂人村”。
狂人の生存条件は人狼の勝利、村人の生存条件は投票で選ばれないことだった。
―雑 感―
なんとなく知っているが、そのゲームを題材とした原作小説は不知で未読。
2013年に第1作、これまで9作製作されていて一部(2作)のみ連作という人気タイトル。
冒頭は当然ながら不条理な展開。
ゲームが始まらないと物語が進行しないのはわかるが、ゲームに参加する者の葛藤、躊躇、抵抗があまり描かれていないような印象。
制服以外は、メガネと黒髪の長さぐらいしか違いが無く、各高校生のキャラクターも弱い。
第6作目なんだから、今回は高校生以外も参加者に加えようとはならないのか。
会話劇と言う感じも薄いし、ヒステリックなだけ。
中盤で人狼役が明らかになるが、こういうモノなのだろうか。
残念ながら物語に没入できなかったので、他の作品も原作小説もいいかな。
ではでは。