〇映画「ミステリと言う勿れ」
(2023年 128分 日本)
―あらすじ―
天然パーマでおしゃべりな大学生・久能 整は、広島で開催される美術展のために同地へ。
そこで、犬童 我路の知人だという高校生・狩集 汐路と出会い、彼女からある相談を持ちかけられる。
それは、狩集一族の遺産相続に関するもので、当主の孫にあたる汐路ら4人の相続候補者は、遺言書に記されたお題を解かなければならないとのことだった。
やがて整らは、狩集一族に隠された衝撃の真実を、、、。
―雑 感―
原作漫画未読、TVドラマ版は素直に面白かった。
登場人物が多いからか、思ったより整氏の『おしゃべり』が少ない。
汐路以外の相続者の“クセ”は弱いし、『お題』もわかりにくい、それに対する『回答』も伝わってこなかった。
終盤、”奪った者”と“奪われた者“の話になるが、顛末として相続等々含め「で、どうすんの?」しか残らなかった。
物語として、某名探偵によるの戦後の地方豪族一族の忌まわしき因習をなぞっているのだろうが、久能 整というキャラクターが活きてないように感じた。
ではでは。