〇映画「検事ナンシーとハナハン巡査部長」
(2024年 88分 アメリカ・カナダ)
―あらすじ―
元大手自動車メーカーの役員で、市長選にも立候補したこともある名士が、3人の妻と実母の殺害容疑で逮捕された実話の映画化。
3人目の妻の不審死に事件性を感じた検事ナンシーが、ハナハン巡査部長と共に真実をあぶり出していく。
なぜ、捜査が行われなかったのか?
彼が地元の名士でその評判も確か、しかも物証も残されていなかったことから、捜査もほぼ行われていなかったのだ。
しかも、過去の事件は他州のため、管轄外のナンシーたちの捜査は難航を極めるのであった。
―雑 感―
実話の映画化だけど地味。
年配の巡査部長?と思ったが、アメリカでは現場捜査等取りまとめの管理職みたい。
物証や証言が淡々と得られて行くので、あまり困難な捜査と思えない。
後半は法廷メインとなるが、1審では3人目の妻の不審死しか扱えないが、2審の控訴審では過去の事件も扱えてしまう裁判制度になにコレって感じ。
法廷で丁々発止のやりとり、と言うような印象もないし、容疑者も万人が好印象を抱くようなハンサムが演じてる訳でもない。
まぁ、修行映画だな。
ではでは。