〇映画「さがす」
(2022年 123分 日本)
―あらすじ―
大阪の下町“西成”に父と二人で暮らす中学生の楓。
ある日、父から「指名手配中の犯人を見た。捕まえたら300万もらえるで。」と聞くが、いつもの冗談だと思い楓は相手にしなかった。
しかしその翌朝、父は姿を消す。
ひとり残された楓は、何とか父の名前がある日雇い現場を見つけるが、そこにいたのは同姓同名を語る全く知らない若い男だった。
失意に打ちひしがれるなか、ふと見た掲示板の指名手配犯のチラシ。
そこには現場で見た若い男の顔写真があった。
―雑 感―
冒頭早々に物語は本筋に入る。
大阪の中学生の娘らしい点が多々あるに、反抗心から相手の顔に、、、ってそんな奴おらんやろ。
中盤の手配犯目線の回想で、序盤の父を健気に探す娘の不安感が上書きされてしまった。
色々切なく顛末も十分納得する展開だけど、所々ちょっと粗くないかい?
ではでは。
①父を探す娘と手配犯(現在)→②手配犯(回想)→③手配犯と父(回想)→①に戻る