〇映画「屍人荘(しじん)の殺人」(2019年 120分 日本)
─あらすじ─
大学のミステリー愛好会会長の明智と葉村は、学内の事件を推理する自称ホームズとワトソン。
明智は事件の匂いを嗅ぎつけて首を突っ込み、葉村はそれに振り回される日々を送っていた。
そんなある日、2人の前に剣崎という女子大学生が現れる。
彼女はロックフェス研究会あてに脅迫状が届いたこと、去年のフェス参加者に行方不明者がいることを伝え、明智と葉村にフェス参加を持ちかける。
3人が向かったのは、フェス会場近くの山奥に佇むペンション「紫湛(しじん)荘」。
しかし、剣崎達は想像を絶する事態に巻き込まれ、ペンションに立てこもりを余儀なくされる。
そして夜が明け、ひとりの惨殺体が。
それは、死因もトリックも全てが前代未聞の連続殺人の幕開けだった。
―雑 感―
原作小説未読。
題名から勝手に絶海の孤島?山頂の山小屋?人里離れたポツンと一軒家?と孤立状態で起こる本格ミステリーを想像していたが、見事に裏切られた。
「紫湛(荘)=屍人(荘)」とはそういうことなのか。
原作本は色々賞を獲得してるけど、映画版を見る限りこれ評価分かれるなぁ。
映画での軽妙なやりとり、ふいに差し込まれるコミカルな演出、面白いと思ったけどそもそもの本作のシュチュエーションに出落ち感がありすぎる。
3人のメインキャストのキャラクターも立ってるのに。
この原作本シリーズ4冊もあるのか。
映画版を観た限りで原作小説は、、、いいか。
ではでは。