〇映画「カード・カウンター -The Card Counter- 」
(2023年 112分 アメリカ)
―あらすじ―
ウィリアム・テルは、風変わりなギャンブラー。
米国軍刑務所で約10年間服役し、「カード・カウンティング」と呼ばれるカードゲームの勝率を上げる技術を独学で習得した。
出所した今は、「小さく賭けて小さく勝つ」をモットーにカジノで目立たぬよう過していた。
ある日、ウィリアムはギャンブル・ブローカーのラ・リンダからポーカー世界大会への参加を持ちかけられる。
さらにその直後、かつて自分に“消えない罪”を背負わせた男ジョン・ゴード、そしてゴードへの復讐をウィリアムに持ちかける若者カークと遭遇する。
ラ・リンダとカークとの出会いによって、徐々にウィリアムの過去が明らかとなり、人生を賭けた復讐と贖罪のゲームが幕を開ける。
―雑 感―
冒頭から暗い。
物語の先行きが想像できないのはいいが、偶然の出会いが多すぎるような。
部屋の模様替えの理由をわかりやすく描いてくれないから、その意味を理解できなかった。
考えさせる物語というのはわかるが、結局、終始暗くて重い。
そして、後味のあまりよろしくない物語。
ではでは。