〇映画「ある閉ざされた雪の山荘で」
(2024年 109分 日本)
―あらすじ―
劇団「水許」に所属する6人とオーディション残った1人。
彼らは、新作舞台の主演を争うため、4日間の合宿で行われる最終オーディションに挑む。
そのオーディションで“演じる”シナリオは【大雪で閉ざされた山荘】という設定で起こる連続殺人事件。
しかし、ただの設定のはずなのに、1人、また1人とメンバーが消えていく。
果たしてこれは、フィクションか? それとも本当の、、、?
―雑 感―
原作小説未読。
冒頭、路線バス内でアイマスク姿の6人→何事もなく下車してアイマスクを外す→昼間の見晴らしの良い海沿いのバス停、??、何を伝えたいのかわからない。
6人仲良くワチャワチャした冒頭の方が、後々の対比としていいのではと思った。
海近くの貸別荘を「ある閉ざされた雪の山荘」として設定し、演者オーディション、それはいい。
物語が動き出すまで約30分経過、、、わかりやすい劇中劇のパートほぼなし。
閉ざされた山荘らしく、特段派手なシーンも描かれず、さらに物語は進んでいく。
顛末は納得するが、そこに至るまでの物語が、唯々、物足りない。
ではでは。