〇映画「残酷で異常 Cruel&Unusual」
(2014年 91分 カナダ)
─あらすじ─
自宅のバスルームで妻に心臓マッサージを施す中年男性エドガー。
しかし、妻が息を吹き返すことはなく、その傍らでエドガーも意識を失う。
次の瞬間、エドガーはなぜか車の運転席におり、助手席には妻。
戸惑いながらも妻と自宅に戻り食事を摂るエドガーだったが、自室のドアを開けると見知らぬ建物に。
そこではグループセッションが行われており、エドガーはテレビのなかの老女から身に覚えのない罪を追求される。
―雑 感―
邦題は直訳過ぎてナンだが、ショッキングでドギついシーンがあるわけではない。
静かに淡々とある状況までが繰り返される&その状況を抜け出すためにもがくエドガー。
そうするなかで、自分を見つめ直していくんだけど、エドガーのように自分以外の他人を思いやるというか、回りの空気を読むという意識が薄いというか、近しい相手(家族)なのにその思いを聞かず、コントロール(支配)したいと考えるタイプは多いのだろうか。
ステレオタイプとは思うが、劇中でも友達はいらないと告白しているし。
日本的には相手を思いやり、回りの空気を読む圧迫感が、、、。
ぼんやりと色々考えながら見ていたが、ハッピーなエンドではないがそれなりに納得できる結末で、派手さはないが良作だと思った。
が、やっぱりアレッと気になるところがでてきたけど、まぁ、いいか。
ではでは。