〇音声書籍「教場」
(2013年6月単行本、2015年12月文庫・電子版、2020年3月音声版 長岡 弘樹 著)
―あらすじ―
「君には、警察学校を退校してもらう。」
この教官に睨まれたら、もう終わりだ。
全部見抜かれる、誰も逃げられない。
警察学校 初任科 第九十八期 短期過程の生徒たちは「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ覚醒してゆく。
”必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩(ふるい)”
それが警察学校だ。
―雑 感―
現在、6冊刊行されている「教場」シリーズ第1作。
お正月のSPドラマで2回?放送され、主演の男性スーパーアイドルが白髪ということでも話題。
現在、連続ドラマとして放送中。
短編の日常ホラー小説のような体裁をとっているのだろうか?
全6話(章)で構成されているが、結末が投げっぱなしのような印象を受ける。
ただ、次話で前話の当事者からふわっと顛末が語られるが。
各話物語の中心となる生徒は異なるが、担任教官・クラスは変わらない。
問題児が多すぎないか98期生。
設定・登場人物ともに日本(人)でなければ、もっと没入感がありそうに感じた。
ではでは。