電子書籍「限りなく透明に近いブルー」

書籍

〇電子書籍「限りなく透明に近いブルー」

(1976年7月刊行、2009年4月電子書籍化 約126ページ 村上 龍著)

いい題名だなぁと何十年も気になってたが、いまいち著者が好きになれず読んでなかった。

「太陽の季節」と同時期にkindleで購入し、ここ2、3日で1/3ぐらい読み進んだが、登場人物の説明がなく物語への没入感もわいてこない。

で、ウィキペディアで本の解説を読んでしまった。

あわせて作者の来歴も。

各登場人物の詳細は語られず、淡々と流れていく物語なのね。

読了後にウィキペディアを見れば良かったと反省。

最後まで読んだけど「?」としか感想がない。

これが、私小説?というものなのか。

読後感はすっきりしなかった。

書きっぱなしと言うか、言いっぱなしというか、、、。

爽快な印象の題名とは異なる、アルコールや向精神薬などによる怠惰な日常(ヒッピー?)。

約50年前の1976年発行の直木賞受賞作。

作者も70歳か、Kindleで著作を追いかけようか、迷うなぁ。

コインロッカーベイビーズだったか忘れたが、見開きのページの文字量に衝撃を受けたのを思い出した。

そう思うと、読むのに体力がいるよなぁ。

ではでは。