電子書籍「ダリの繭(上・下)」

書籍

 〇電子書籍「ダリの繭(上・下) 臨床犯罪学者・火村英夫の推理 」

 (1993年発表、1999年単行本化、2001年5月電子化 有栖川 有栖 著)

 ―あらすじ―

 幻想を愛し、奇行で知られたシュールレアリスムの巨人”サルバドール・ダリ”。

 事件は、宝飾デザインも手掛けたこの天才の心酔者で知られる宝石チェーン店社長の別邸で発生する。

 現代の繭とも言うべき、フロートカプセルの中で発見された社長には、トレードマークであったダリ髭がなくなっていた。

 そして他にも多くの不可解な点が……!? 

 事件解決に協力する臨床犯罪学者”火村 英生”と推理作家”有栖川 有栖”が難解なメッセージに挑む! 

 ―雑 感―

 バディ物の本シリーズ、結構前にまとめて読んだ覚えがあるが、本作の購入履歴が表示されないので、読みはじめる。

 が、やっぱり読んだことのあるような。

 別日に再度確認したら、2015年に購入してた。

 どうも、今は装丁を変えてティーン向け?文庫シリーズになっている模様。

 過去には連続TVドラマ化もされていて、観たことも覚えている。

 物語は、シンプルにひとつの事件を解決すべく関係者の証言・アリバイを確認しつつ、不可解な点の謎を解いていく2人。

 読んでいると、固定電話、喫煙、ワープロ、ファクシミリ、電子手帳など時代を感じる。

 ではでは。