〇電子書籍「マリアビートル」
(2010年9月発表、2013年9月文庫・電子版 伊坂 幸太郎 著)
―あらすじ―
幼い息子の仇討ちを企てる酒びたりの「木村」。
優等生面の裏に悪魔のような心を隠し持つ中学生「王子」。
闇社会の大物から密命を受けた、腕利きの二人組「蜜柑と檸檬」。
とにかく巡り合わせが悪く、気弱な「天道虫」。
疾走する東北新幹線の車内で、狙う者と狙われる者が交錯する――。
―雑 感―
グラスホッパー、マリアビートル、AX(アックス)をまとめて購入。
第1作の面々+α達が、登場、退場、そして新加入と展開がいい。
各人の関係性が繋がっていく様、巡り合わせのすこぶる悪い彼も面白い。
ふたつ名というか、みっつ名というか、皆がなんとなく知ってることに特別な意味を持たせるなんて、流石。
ズバ抜けて胸クソ悪い奴がいるけど、全員野球で面白かった。
ではでは。
全然、別物かもしれんけど、米国映画版観ようかな?