TVドラマ「パニックコマーシャル」

TVドラマ

〇TVドラマ「パニックコマーシャル」

(2019年12月 44分)

 ―あらすじ―

 おしゃれなCMで広告賞を!

 と、燃えるクリエイティブディレクター・新倉は、発泡酒「ビアライト」の撮影に挑んでいた。

 クライアントの宣伝担当・藤木は企画に感動し、撮影監督は広告賞も獲れると現場は明るい空気に満ちていた。

 そんななか、急遽、藤木の上司である石瓦宣伝部長が撮影現場に。

 石瓦は、新倉の企画が従来のビアライトCMと違うことを懸念し、修正を次々ゴリ押しする。  

 どんどん最初のCMコンテとは別物になっていき、監督・CMタレントもイライラを募らせる。 

 現場をまとめようと新倉は孤軍奮闘するもうまくいかない。

 結果、タレントの不満が爆発し撮影を拒否、そしてカメラは故障、と現場は最悪の空気に。

 この最悪の状況から、新倉はもう一度CMを作ろう!と現場をまとめることが出来るのか。

 ―雑 感―

 第31回フジテレビヤングシナリオ大賞受賞作。

 失礼ながら、業界あるある的なドタバタコメディで、最後は丸く収まって大団円。

 ブラックジョーク的な扱いではないので、実在する商品で本作を作っても良かったのでは。

 まぁ、商品的に良くても、クライアント側が困るか。

 ではでは。

 踊り場にて 瑠璃も玻璃も照らせば光る