〇TVドラマ「侵入者たちの晩餐」
(2024年1月 新春スペシャルドラマ)
―あらすじ―
とある年の瀬。
家事代行サービス会社のやり手女社長が暮らす高級マンションに侵入する女三人。
彼女たちは、社長が脱税をしており、大量の現金を自宅に貯め込んでいるという噂を聞いていた。
日頃から会社の待遇に不満を抱いていた亜希子と恵は、恵の友人のサスペンスドラマ好きの香奈恵とともに旅行中で不在という社長宅に侵入するのだが、、、。
―雑 感―
侵入する理由が弱い。
親の介護のため今以上にお金がいるとか、もっと強い動機付けが欲しかった。
侵入なのにマンション内の監視カメラは気にしない、室内は全灯、素手で物を触る。
ドラマ好きはどこ行った!
ひと言、「手袋して!」とか「カメラあるから下向いて!」とか言えば設定が生きるのに。
中盤から終盤は、ワンシチュエーション。
賑やかになって、ドタバタして面白いはずなのに、いまいち盛り上がらない。
顛末は、まとまっているのに時間軸が気になって、すっきりしない。
顛末は「数時間後」じゃなくて、「数週間後」というクレジットで全然問題なかろうに。
全体的にいいと思うのにちょっとした粗が目立つ。
ではでは。
内容はコメディなのにサスペンスって宣伝するのか。