〇TVドラマ「合理的にあり得ない -探偵・上水流 涼子の解明- 」
(2023年4~6月 月10枠連続ドラマ 全11回)
―あらすじ―
かつて多くの事件を担当する敏腕弁護士だった上水流(かみづる)涼子。
しかし、今は弁護士資格を失い『探偵事務所 上水流エージェンシー』を、IQ140の貴山とともに営んでいる。
ある日、不動産ブローカーの神崎に土地と工場、さらには夫も、、、という女性が訪れる。
警察に取り合ってもらえない女性は、どうしても夫の無念を晴らしたいと言い、涼子は神崎の身辺調査を開始する。
妻のほか複数の愛人を囲う証拠を掴み、神崎に買い取らせようとするも失敗。
そこで、涼子と貴山が選んだ“あり得ない手段”とは?
―雑 感―
原作未読。
優秀な元弁護士の残った人脈が、元クライアント1名と窓際警察官、そして貴山とは猫を通して街で出会うってどうよ。
ほぼ毎回七変化するなら、そのシチュエーションで芸人さん絡めてもっと遊んで欲しかった。
1話完結で描かれる物語は、詐欺案件だけで良かったような。
4・5話の繋がり、観せ方は新しいとは思わないが、意表を突かれて素直に感心した。
でも、中盤以降はほぼ内輪の物語すぎて残念、物語を通しての謎も顛末も迫力が無い。
何事も貴山じゃなく、弁護士当時の人脈でその道のプロを都度々助っ人召喚したほうが、全体のバランスが良かったと思う。
ではでは。