〇TVドラマ「ブラックファミリア -新堂家の復讐- 」
（2023年10～12月 木曜ドラマ 全10回）
―あらすじ―
きっかけは、流出した早乙女議員の“ホームパーティ”の映像。
その1週間後、新堂家では次女“梨里杏”の俳優デビューを祝う食事会、でも彼女は店には現れず不穏な電話が。
まだ、高校にいるようなので、急ぎ家族4人で向かうが“梨里杏”は家族の目前で謎の転落を遂げる。
さらに「彼女は、パパ活をしていた」というゴシップが暴露され、新堂家は誹謗中傷にさらされる。
そのゴシップを誘導していたのが、政財界に影響力を持つ早乙女家であることを知った新堂家は「あの流出映像に何か隠されている」と考え、残された家族総出で早乙女家に近づき、壮大ななりすまし復讐計画を企てる。
―雑 感―
よく、10回も持たせたなって感じ。
早乙女家次期当主のエキセントリックさが、健康的な身体で中和されててカラ振り。
新堂家の苦悩・葛藤は多く描かれているが、早乙女家が堕ちていく感がない。
前半は一人づつ追い込まれているが、中盤以降同時進行なので印象が薄まる。
もっと、新堂家は悪意を持って早乙女家と対決し、やってやった感が欲しい。
対する早乙女家は、最後まで新堂家に命乞いせず敵対することを貫いて欲しかった。
半額弁当から、早朝と思われる撮影環境であのシーンは苦笑、ドラマ最後の朝食シーンは良かった。
ではでは。
