TVドラマ「エンディングカット」

TVドラマ

 〇TVドラマ「エンディングカット」

 (2022年3月 土曜ドラマ)

 ―あらすじ―

 海辺の町に住む高校3年生 迫田 結。

 父と母は、美容室を経営している。

 小さい頃から絵を描くのが好きだった結は、美大を目指し画塾に通っている。

 推薦入試を控えた結は、絵を描き上げたものの画塾講師からは何か足りないと指摘される。

 自分に足りないものは何かと思い悩む中、ひとつ気がかりなことがあった。

 母に店をまかせきりで、父は出張カットの仕事ばかりをやっているのだ。

 ある日、画塾に向かう結は、喪服を着て車に乗り込む父を目撃し、葬儀場にたどりつく。

 出てきた父を問い詰めると、納棺するご遺体の髪を切る「エンディングカット」という仕事を始めたことを打ち明ける。

 ―雑 感―

 原作未読。 

 父と母で、母の病気をだまっていたことをエゴと言うのは高3と思ったが、感情が爆発して一緒に死ぬとか、絵を破るとかと言うのはちょっと。

 ショックしかないように思うけどなぁ。

 娘の成長を、もう見ることができない母の心情は、共感しかない。

 納棺師の仕事は何となく知っているけど、髪を整える行為をセレモニー化する場合もあるのか。

 哀しいけど、どこにでもある話で特別なことではないけれども、そもそも戻ってこないと考えたこともなかった。

 ではでは。