〇TVドラマ「破門 -疫病神シリーズ- シーズン1 」
(2015年 DMMTV 全8回)
―あらすじ―
西心斎橋に事務所を構える建設コンサルタントの二宮。
彼の仕事は、建設会社とその現場を妨害する輩との間を捌く「通称“サバキ”」を行うこと。
産廃処分場新設をめぐるトラブルに巻き込まれた二宮は、二蝶会の桑原と組むことになるが、さらに厄介事に巻き込まれていく。
何とかそのトラブルが収まると、今度は10年ぶりに二宮と再会した映画プロデューサーの小清水が、二蝶会幹部の嶋田が出資した制作費を持ち逃げする。
桑原にドツかれた二宮は、回収のため2人で小清水の自宅を訪ねるが、そこには上部団体の滝沢組の奴らがいた、、、。
―雑 感―
衛星放送による疫病神シリーズの1/7作目「疫病神」と5/7作目「破門」のドラマ化。
原作1作目は未読、5作目は既読。
マンガの「某金融道」、Vシネの「某帝王」で観たことのある題材、なので面白いとは思うが新鮮味はないかな。
主役2人の演者さんは適役だし、関西弁にこだわらないのもそれはそれでいいと思う。
ただ、台詞のあるその筋の方が皆同じタイプに見え、個性が乏しいのはちょっと残念。
大阪色の強い風景なのでもっとローカルな出演者、と思ったがそれこそ「某帝王」になってしまうか。
前半5話にはボケの要素はあまりないが、後半3話には所々織り込まれているので、より大阪らしい関係性と思った。
「破門」しか原作との違いはわからないが、基本原作通りで、物語を少しショートカットしているのとマカオが東京になっているところか。
シーズン2も観るが、原作全7作がドラマ化されないというのは映像化しにくいのか?それとも観る人を選ぶのか?
ではでは。
螻蛄 -疫病神シリーズ- シーズン2