〇TVドラマ「石子と羽男 -そんなことで訴えます?- 」
(2022年7~9月 金曜ドラマ 全10回)
―あらすじ―
石田 硝子は別れた父・潮 綿郎が営む「潮法律事務所」で働く司法試験を4回落ちたパラリーガル。
ある日、ぎっくり腰になった父の代理でやって来たのは、羽根岡 佳男という弁護士。
強気な発言と独特のテンションで、依頼人に接する羽根岡の姿をみた硝子は「依頼人から訴えられるのでは?」と不安を覚える。
そんな残念な状況を父に報告するが、もう羽根岡を採用してしまったという。
硝子の抵抗むなしく、採用となった羽根岡のSNSには相談第1号の依頼が。
その相談内容は、カフェで携帯電話を充電していたら店から訴えられたというもの。
2人でカフェを訪れ、意気揚々と店長と対面した羽根岡だったが…。
―雑 感―
暮らしの身近なトラブルを取り上げ、法律を介して笑いのなかでわかりやすく解決、そう、某国営放送のドラマ版かぁというのが観始めの印象。
でも、1話完結ながら、特に第2・3話で描かれる丁寧な幕引き、いいぞ!
飲食店でのスマホ等充電→パワハラ告発、未成年の高額課金→親ガチャ、ファスト映画等々。
加害者にも被害者になりえる今風の課題が秀逸、よくあるパターンでも、それ以外の部分で練られている感じもする。
今風の課題の回を観るとタイトルは「そんなことで訴えます?」だけでいいような。
終盤は、、、まぁよくある感じか。
無闇に主役2人をくっつけないのはよい。
シーズン2が製作できる終わり方でなおよし!
ではでは。
イッセー尾形さんとでんでんさんが出演してて何気にうれしい。