〇TVドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ(前・後編)」
(2021年12月 土曜ドラマ 約70分×2回)
―あらすじ―
芦原瑞穂は、中央の競馬学校に進み新人女性騎手としてプロデビューするが、2年経っても1着になることはなかった。
そんな瑞穂を迎え入れたのは、やる気のない調教師・緑川光司が運営する緑川厩舎。
瑞穂は、地方競馬で騎手として再デビューするもののやはり成績は上がらずいた。
そんな中、瑞穂と有力馬主とのいさかいから、緑川厩舎は馬を引き上げられ窮地に立つ。
諦めない瑞穂の姿勢に心を動かされた光司は、一念発起し新たな馬を探すことに。
そうして見つけたのは、虐待され傷付いた魚目の馬・フィッシュアイズだった。
光司、瑞穂、厩務員4名とフィッシュアイズは人馬一体となり、成績次第では地方の所属馬でも挑戦することができる中央競馬会のクラシックレース・桜花賞を目指し奮闘する!
―雑 感―
原作未読。
中央競馬で1勝もできず地方競馬へ移籍した女性騎手、彼女が所属する厩舎の調教師、そしてクセのある厩務員4名。
登場人物の中心が2+4名なのに、どんどん関係者が登場する。
約70分×2回に登場人物を盛り込みすぎ。
騎手なので負けん気が強いのは良い、でも女性騎手とは言え赤いワンピースで厩舎に乗り込むのはちょっと違和感あるなぁ。
成長していく物語でいいんだが、魚目の馬って初めて聞いたぐらいなので、地方競馬の現状、騎手や厩舎の日々業務、競走馬の特徴や馬主についてもっと描いて欲しかった。
ではでは。