TVドラマ「一橋桐子の犯罪日記」

TVドラマ

 〇TVドラマ「一橋桐子の犯罪日記」

(2022年10~11月 ドラマ10 全5回)

 ―あらすじ―

 一橋桐子(76)は、哀しみの淵にいた。

 年金とパート収入で暮らしも楽ではない中、唯一の希望であった同居人の宮崎知子が病で亡くなったのだ。

 このままだと自分は、孤独死してしまうのでは。

 生きていくことの困難さが、桐子の心を絞り上げていく。

 そんな時、テレビで見た「世の中に未練はなかった。刑務所に入りたくてやった。」というある高齢の逮捕者の供述に心奪われた桐子は、終の住みかを“刑務所”に設定し「できるだけ人に迷惑をかけずに捕まる道」を模索し始める。

 ―雑 感― 

 原作本未読。

 原作者は「三千円の使いかた」と同著者。

 「~犯罪日記」じゃなくて「~はんざいにっき」って感じ。

 「三千円の使い方」に登場する後期高齢者が「智」ならば、本作は「愚」か。

 明日が見えない後期高齢者と夢に向かう10代のふぁんたじーどらまかぁぁ!と思ってたら、先に逝った親友の方がタイトルに相応しくてちょっと笑った。

 原作に忠実=物語として面白いとは思わないが、ドラマ化にあたって原作都合良く使われてない?

 ではでは。

 三千円の使いかた