〇TVドラマ「競争の番人」
(2022年7~9月 月9 全11回)
―あらすじ―
刑事の“白熊 楓”は、とある事件の犯人を目前で取り逃がしてしまう。
そのことを問題視された彼女は、公正取引委員会 審査局 第6審査への異動。
動揺したまま「ダイロク」に赴いた”楓”の教育係となったのは“小勝負 勉”。
でも、彼は“楓”に仕事を教える気配は一切無い。
そんな中、2人が調査することとなったのは複数のホテルでのウェディング費用のカルテル。
思いのままに調査という行動をする“公取の小勝負”とそれに振り回される“元警察の楓”。
公取と警察の世間での認知度や扱い、2人の性格や考え方の違い、それに振り回される“ダイロクの面々”は、カルテルの真相にたどり着くことができるのか。
―雑 感―
原作小説未読。
公取とした設定は素晴らしい思うが、不当廉売・価格カルテル等一般的に知らない公取の業務をもっとコメディタッチで観せて欲しかった。
建設談合なんて、散々、刑事ドラマ等で擦られている内容なのでもういいよ。
ダイロクの同僚がメインとなる回もあるが、当人の掘り下げが浅いし、関与も薄い。
公取の物語なんだから経済事件だけでいいのに、なんで、刃傷行為や毒物を絡めるのか。
原作者も公取の内情や扱う案件に詳しいから描いていると思うけど、ドラマの内容はエンターテイメント化しすぎと思う。
でも、原作を読む気にはならない。
摘発して終わらずに、その後どうなるのも描いたらいいのに。
聞き慣れない弱小官庁の悲哀や通常業務に特化した放送回も観たかった。
ではでは。
どちらかと言えば観るのが苦行な連続ドラマ
日々、詐欺事件が報道されてるので、捜査2課?案件のみ刑事物ドラマをお願いします。