〇TVドラマ「カルテット」
(2017年1~3月 火曜ドラマ 全10回)
―あらすじ―
巻 真紀(ヴァイオリン)は、別府 司(ヴァイオリン)の所有する軽井沢の別荘へとやって来た。
先に待っていたのは、世吹 すずめ(チェロ)と家森 諭高(ヴィオラ)。
カラオケボックスを練習場とする演奏家として、偶然知り合った4人で弦楽四重奏(カルテット)を組むのだ。
4人は、演奏の売り込みのためにレストランを訪問するが、そこには“余命9ヶ月のピアニスト”を語る奏者がレギュラー出演していた。
夢叶わぬまま、人生の緩やかな下り坂の前で立ち止まっている彼ら。
そんな4人が共同生活を送ることになるが、その“偶然”出会った彼らにはそれぞれ秘密が隠されていた、、、。
―雑 感―
音楽という共通性があるにせよ、色々過去がある彼ら4人の冒頭の距離感はちょっと違和感。
展開上、仕方がないとはいえ、入院先で同室だったとか、道でばったりというのは世間様が狭すぎませんか。
価値観の違う4人の会話は面白いが、中盤その印象が薄く感じたのは残念。
クセ強の人が周りにいて振り回されるのもいいけど、悪意には悪意で返すという「毒」というか「強かな」展開をもっと4人に与えて欲しかった。
ではでは。