〇TVドラマ「霊験お初 ~震える岩~ 」
(2024年5月 ドラマプレミアム)
―あらすじ―
一膳飯屋“姉妹屋”の看板娘“お初”は、岡っ引きの兄“六蔵”と店を営む義姉“およし”の3人暮らし。
ある日宴会の仕出しで、とある武家屋敷に赴くとそこで火災に巻き込まれてしまう。
荒れ狂う炎に飲み込まれそうになった瞬間、お初は突然、無数の黒い人影に取り囲まれる。
その人影たちに危うく道連れにされかけるが、子どもらしき人影が指し示してくれた逃げ道のおかげで、屋敷の皆を率いて脱出することができた。
その様子を見ていた南町奉行の“根岸肥前守”は、お初には不思議な『霊験』があると見込み、翌日、姉妹屋を訪れ「亡くなった男が、息を吹き返すという“死人憑き”を調べて欲しい。」とお初に依頼する。
―雑 感―
本原作小説は未読だが、同原作者の別小説は何作か既読。
時代劇+SF?、ファンタジー?
ドラマの冒頭、いきなり逃げ惑うシーンから始まるも、“あらすじ”のようなたった1行の状況説明がないから、もう消化不良。
冒頭の炎のCGで予算を使い過ぎたのか、所々の映像化がなんかちょっと物足りない。
大作家の原作、豪華な演者という素材は良すぎるのに、凄く残念。
ではでは。