〇TVドラマ「トモダチゲームR4」
(2022年7~9月 オシドラサタデー 全8話)
―あらすじ―
高校2年生の片桐 友一は、『お金よりも友達を大切にする』という亡くなった母の教えをモットーに学生生活を送っていた。
両親を亡くして以来、生活が苦しい友一は必死にアルバイトをして修学旅行費を用意するが、その費用計200万が紛失する事件が発生する。
その日の帰り道、友一は、学年トップの秀才”美笠 天智”、お金持ちの息子”四部 誠”、正義感の強い”沢良宜 志法”、大人しく漫画好き”心木 ゆとり”らとともに拉致されてしまう。
友一を除く4人のうち、誰かが『トモダチゲーム』参加費200万を支払ったのだ。
そして、その誰かは借金2000万を抱えていた。
―雑 感―
現在も原作漫画連載中。
過去にドラマ・映画化済み、アニメも放映中であるが全て未読。
新・考察系ドラマとのふれこみで、今回再ドラマ化。
見目麗しい若い男性アイドルが、出演者の大半を占める視聴ターゲットが明確なドラマ。
少ない女性出演者も見目麗しい。
1話×60分と長く、ゲームのルール説明が冒頭というか、当初だけなので物語が進むと「どうだっけ?」となる。
まったりとした深夜枠なのに(深夜枠だからか)?
内容的には、見返すことができる漫画が最適のように思う。
各自借金を背負わされ、その残額増減を煽るので、後々、駆け引きになるのかと期待してたが、物語の進行上、中盤で一旦リセットされることに。
ここで、萎えた。
以降のゲームでは、借金は単なる数字としか見えなくなった。
登場人物が多すぎるのか、主要な登場人物・ゲーム参加者の背景が薄くて粗くないか?
人気のある素材だろうが、漫画読者層・視聴者ターゲットから外れるだけあって刺さらなかった。
ではでは。