〇TVドラマ「祈りのカルテ -研修医の謎解き診断記録- 」
(2022年10~12月 土曜ドラマ 全10回)
―あらすじ―
諏訪野良太は、知識も技術もない”ひよっこ研修医”のひとり。
でも、誰よりも一生懸命患者に寄り添うとともに、人の顔色を読むこともうまかった。
彼らを指導するのは、毎月変わる研修先診療科のクセあり指導医たち。
良太は、同期の研修医とともに経験を積み重ねながら、ワケあり患者たちに真摯に向き合っていく。
そして、患者が密かに持つ思いを解き明かし、心を癒し病も治す!
―雑 感―
原作小説未読。
このタイトルと副題だったら、警察が介入する事件が発生しそうだが、そうではなかった。
残念ながら、タイトルの「祈り~」が何を現しているのか、わからなかった。
毎回、研修先の医科が変わるのは変化があっていい。
そして、その各指導医もキャラが立ってて面白い。
ただ、研修医6名の人となりや個別エピソードは、ほとんど描かれないまま物語が進んでいく。
なので、観ていて6名の研修医に感情移入できなかった。
物語的に研修医は3名で十分な印象。
医療ドラマとして、力及ばずの物語が描かれているのは良かった。
ではでは。